- 受験集中力講座!-

集中力を保てる受験の間隔!

いよいよ入学試験の本番が近づいてきました。

 

この時期、受験生の方や親御様から頂く質問で多いのが「どのくらいの間隔で受験をしたら集中力を保てますでしょうか?」という質問なんです。

 

これについて、今まで私のクリニックで行った結果を分析しますと、中3日休むと十分です。

 

受験して、3日休んで、受験して、3日休む。

 

4日以上に増やしても休む効果はほとんどありません。

 

これが平均的です。 

 

もちろん個人差はありますが、中1日よりも中2日、中2日よりも中3日が成績を上げている要因としてプラスになっています。

 

これは心身ともに健康な方の話であって、受験うつの方の場合はその症状の重さによって、もっと長く休んだ方が試験の集中力は高まります。 

 

平均しますと、受験うつの方に限っていえば中6日間、例えば月曜日に受験した場合、次の試験まで6日間休み、次の月曜日に志望校受験に臨むといった間隔がうまくいっています。

 

でも、実際は中3日といっても、「もっとたくさん受験しなきゃ」という現実はあると思います。

 

たくさん受験した方が、やっぱり試験は水物ですから合格の確率は上がります。

 

そんな場合に多くの方が、受験、休み、受験、休みと均等に交互にやった方が良いのだと思っている方が多いですが、これはデータをとりますと大変危険!

 

うまくいかない人がすごく多いです。

 

 

むしろ、同じ受験頻度でも、受験、受験、休み、休みとか、受験、受験、受験と3連続で受験し、休み、休み、休みと3日間休む方がうまくいっています。 

 

なぜかと言うと、受験、休み、受験、休み、受験、休みでは、だんだん脳がルーティンワークのように試験を受けるようになってしまい、緊張はしなくなります。

 

ただ、ぼーっとしたまま、形式的に時間を過ごし、問題をじっくり考えるのでは無く、形だけ解き、形だけ受験に臨む感じになってしまいます。

 

つまり脳がだれてくるという感じになり、ふたを開けてみると、やっぱり合格率が低いといった事になりやすいのです。

 

それよりも、続けて受験し、続けて休む方がうまくいっています。

 

例えば、帝京大学の医学部は3日間同じような試験を行い、1日受験でも良いし、2日でも3日間全部受験しても良いというルールになっていますが、私のクリニックでは帝京大学の医学部を受けるのであれば、3日間全部受けるという事を指導しています。

 

結果をみると、意外と3日目の成績で合格しています。1日目悪い、2日目悪い、3日目だけできた、その成績で合格している人が多いのです。

 

これは慣れてくるという事は1つあります。

 

それともう1つは、3日間連続で受験しても、その後3日連続して休みを作っておくと、最後の力、集中力を振り絞っても脳は大丈夫なのだと逆算してくれて、最終日に全ての力を出し尽くすという事をするんです。 

 

これが、受験、休み、受験、休み、受験、休みの場合ですと、1日の休みがそんなに休めません。

 

心が緊張した状態で間の休みを使ってしまうので、脳の疲労を解く効果が十分得られないという事が起きてしまうのです。 

 

ただし、私が代表を務めている「受験医学研究所」で行っている「磁気刺激治療」、脳に磁気刺激を与えると疲労をその場でたった30分でリセット出来ます。

 

ですので、その分だけ受験校を増やす事は出来る訳です。

 

こういったものを利用して上手に受験期間中、集中力を維持できるようにして下さい。